このブログでご紹介しているロゴのデザインは、弊社の制作実績では無いものも含まれています。
著作権はそれぞれの企業様、サービス、ブランドに帰属します。

「A.I.」のロゴは作品のテーマ性を落とし込んでいます

「映画・書籍装丁に見るロゴマーク」の第六回です。
今回は、スティーヴン・スピルバーグがスタンリー・キューブリックの遺志を継いで監督を務めた映画、「A.I.」のロゴについてです。

縦長のメタリックな三角形から、少年の形をくり抜いて「A」に見立てています。
そして、そのくり抜かれた少年がそのまま横にスライドして置かれ、「I」を表現していますね。

「A.I.」というのは、言わずもがな「人工知能」のことです。略さずに言うと「Artificial Intelligence」ですね。
このロゴは、その金属的な質感で「人工のものである」点を強調しているように感じられます。くり抜かれている少年というのもまた、同様の存在であることが示唆されているといえるでしょう。

このロゴが人目を引くのは、一風変わったデザインであるからではありますが、心に何となく残ってしまうのは、どうにも「変わっているから」という理由だけには思えません。
恐らく、少年の顔がやや上方を見上げているのが、見る人の悲哀を誘っているのだと思われます。もしこれが真横を向いていたら、もっと機械的で無機質な、「人工知能である」ということ以外の印象が与えられないロゴとなっていたことでしょう。

映画のテーマ性を落とし込みながらもデザイン性の高い、優れたロゴであると言えますね。

一生モノになるかもしれない

大切なロゴ、プロのデザイナーに

依頼しませんか?