つい最近、良くない話題で巷を騒がせてしまったオリンパス。そのロゴももう、見慣れたものですよね。
このロゴが使用されだしたのは2001年からですが、青色のロゴタイプは1970年から続くデザイン。年代を超える、洗練されたデザインですね。
2001年からは、ロゴタイプの下に黄色い線が追加されています。これは「オプトデジタルパターン」と呼ばれるもので、「光のイメージ」と「デジタルが持つ無限の可能性」をイメージしたデザインなのだそうですよ。
ところで、「オリンパス」という社名について。
オリンパスと言えば、ギリシャ神話に出てくる山の名前。「オリンポス山」「オリュンポス山」などと呼ばれたりもしますね。
この山には、ギリシャ神話の神々が住んでいるとされています。
オリンパスの創業当初の社名は「株式会社高千穂製作所」。高千穂というのは、日本神話において神々が住まう高天原があると言われる場所です。
この高千穂とオリンパス山を結びつけて、現在の社名が生まれました。そこには、「高天原の光が世界を照らすように、光を根源とするオリンパス光学機器製品が世界に行き渡るように」という願いも込められているのだそうです。
因みにオリンパスは、高千穂製作所を名乗っている時代から「オリンパス」を商標登録していたりします。