サンクスとサークルKが経営統合したのは、2001年のことでした。
サンクスは、元々は株式会社長崎屋の傘下で、同社の出資により1980年に設立されました。第1号店は仙台市に作られたそうですよ。
さて、このサンクスのロゴ、ポップな色合いも特徴的ですが、何より目を引かれるのがアルファベットの「K」ですよね。ロゴタイプの一部を人の形に見立てた、ユニークなデザインとなってます。
実は、この「K」のデザインは、サンクスのネーミングに由来しています。
というのも、サンクスの「K」は「子ども」を表現しているからです。
どういうことかと言いますと、サンクスのネーミングの由来というのは、音から連想されるように「Thanks」、つまり感謝の意味もあるのですが、つづりは「SUNKUS」ですよね?
この「SUNKUS」は、「SUN」と「K」と「US」に分けることが出来ます。
「SUN」は太陽。太陽のように暖かく、明るく、という意味が込められています。
「US」は、私たち。つまり、サンクスというお店のことですね。
そして「K」は、「KIDS」の頭文字、つまり、子どもを意味しているのです。
今一度ロゴを見てみると、帽子を被って靴を履いた子ども(K)が、太陽(SUN)をバックに陽気にサンクスのお店(US)へと向かっているように見えます。
このロゴデザインには、「お子様でも安心してご利用いただけるお店」という理念が込められているのだそうです。