「有名なバンドのロゴに見る世界観」の第10回です。前回に引き続き、今回も有名海外ロックバンドを取り上げます。が、今回ご紹介するのは、正確にはロゴではなくシンボルカラー。シンボルカラーは、ロゴと切り離せない関係にあると言えますよね。
今回ご紹介するのは、2000年代のロックシーンに大きな足跡を残したロックバンド「ザ・ホワイト・ストライプス」です。
ザ・ホワイト・ストライプスは、ギタリストとして世界的に高い評価を受けるジャック・ホワイトと、シンプルで芯の通ったドラミングスタイルのメグ・ホワイトの2人からなる、姉弟ユニットです。
さて、そんなザ・ホワイト・ストライプスのシンボルカラーというのは、「赤」「白」「黒」の三色となっています。この三色である理由は、メグ・ホワイトが愛好するペパーミント・キャンディの色合いにあるようです。また、「ザ・ホワイト・ストライプス」というバンドのネーミング自体、それが由来なのだとか。
CDなどの販売物はもちろん、ステージに上がるときの2人の衣装や、楽器の色なども徹底して「赤」「白」「黒」の三色が使われます。
ジャック・ホワイトによれば、この三色は「ナチスからコカ・コーラまで」通用する、強力な色の組み合わせなのだとか。
言われてみれば、確かに……という感じですね。