気付いてしまうと、気になってしまう。
今回は、そんなロゴデザインの秘密に関するお話です。
説明要らずの大手コンビニエンスストアチェーン、「セブンイレブン」のロゴです。このロゴ、一見しただけでは気付きにくいかもしれませんが、「イレブン」の綴りが「ELEVEn」になっています。
そう、最後の「n」だけ小文字なのです。
どうして、「ELEVEN」でなく「eleven」でもなく、「ELEVEn」なのでしょうか。
その理由は……実は、「よく分からない」のだそうです。
公式見解によると、1973年にアメリカの本社とロゴの使用契約を結び、そのデザインをそのまま使い続けており、今ではアメリカのロゴデザイン担当者が辞めてしまっているため、その理由が不明なのだとか。
何とも締まらない話です。
事実はこのように不明なのですが、こうした謎に関しては、さまざまな俗説が生まれるものですよね。
最も有名なものは、「7 ELEVEN(或いはeleven)」だと一般名詞扱いとなり、商標登録が認可されないからである、という説でしょうか。なるほど、これは如何にもという説に聞こえますね。
その他にも、デザイン的な問題という説もありますね。
こうして色々と話題になることを考えれば、デザインの中に謎を残しておくのも、面白いPR戦略と言えるかもしれませんね。