このブログでご紹介しているロゴのデザインは、弊社の制作実績では無いものも含まれています。
著作権はそれぞれの企業様、サービス、ブランドに帰属します。

六本木ヒルズの奇妙なロゴ

六本木ヒルズがオープンした頃、世間ではその豪華さや出店するテナント、移住区に
すむ人などに注目が集まったものですが、ロゴデザイナーの間ではそのロゴに注目
が集まりました。

私も名古屋のエディトリアルデザイナー・M氏に「六本木ヒルズのロゴ見てみろ!」
と言われて見た最初のショックは今でも忘れられません。

六本木ヒルズ
六本木ヒルズ

「何だろう、この(ビルにしては)貧弱なロゴは!」
「でも”忘れられない、クセになる奇妙な雰囲気”が漂ってくる!」

第一印象の感想はこのようなものでした。

このロゴを作ったのは、実は日本のデザイナーではなく、イギリスのジョナサン・
バーンブルックという人だそうです。
ロゴとタイポグラフィが融合したこのデザイン。6つある○は六本の木(六本木)
とアルファベット表記の「roppongi」にある6つの輪を表したものなのだとか。

確かに、ロゴを作るときは「六本木ヒルズ」「ろっぽんぎひるず」「ロッポンギヒル
ズ」「roppongihills」「ROPPONGIHILLS」「RoppongiHills」など様々な表記で書い
てみて構想を練ることがあります。

そのとき、「roppongihills」という文字を眺めながら「なんだか○が目立つなぁ」
とか「○の数を数えてみたらちょうど6つあった…6つ…六…六本木!」とアイデア
が展開していく様子が目に浮かぶようです。
構想に理論がスッポリとはまったときは、相当なAha sentence(アハセンテンス)だ
ったでしょうね。ロゴデザイナーとして嬉しい瞬間だったと思います。

六本木にある六本木ヒルズだからこそのロゴ。これは他の地域の似たようなビルには
絶対にできないロゴです。ロゴからもこのビルの独自性がひしひしと伝わってきますね。

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