東海圏に住んでいる人には、このブランドは相当馴染み深いのではないでしょうか?
「白、黒、抹茶、上がり、コーヒー、ゆず、さくら」というCMソングの歌詞が有名な、「青柳ういろう」の青柳総本家です。
因みに、「上がり」というのはこしあんのことですが、一時期のCMでは、「上がり」の部分が「あずき」に変えて歌われていたこともあるのだとか。
さて、その青柳総本家のロゴマークですが……カエルですね。
ういろうにカエルというのはピンと来ませんが、一体、どういった由来でこのロゴマークは作られたのでしょうか?
実は、このロゴマークは小野道風の故事に由来しています。
スランプに陥っていた道風が、柳に飛びつこうと何度も飛び上がるカエルを見て、諦めない姿勢を学んだ、という話です。
青柳総本家のロゴマークを見てみると、カエルの外側を囲っているのは柳であることが分かります。
小野道風の故事に因んだ、努力を繰り返す企業姿勢を象徴したデザインなのだそうですよ。
そしてこの柳には、もう一つ別の意味が隠されています。
柳を英語で言うと「Willow」、つまりウィロウである、といった語呂合わせ的要素が含まれているのです。
因みに、青柳総本家では、ロゴマークとしてのみカエルを使っている訳ではなく、カエルまんじゅうやカエルサブレなどといった商品展開も行っていたりします。