今日のエントリーはみんな大好き「かに道楽」です。
え?別に好きじゃない?でもあの看板の前に立ったら思わず写真に
撮ってしまいますよね。
かに道楽で食事をしたことがない人も、あの看板だけは知っている
のではないでしょうか?
赤いカニが手足を動かしているインパクト大の看板、あれは実は
「日の丸」を模しているそうです。
かに道楽が開店した当時はまだ戦後の暗さを引きずっていたので、
「食で日本を元気にしたい!」という思いがこもっているのだとか。
企業の名前とともに強烈に浮かんでくるグラフィック。
そういう意味で、あのカニの看板もロゴマークのような役割を
しているのではと思います。
かに道楽のタイポグラフィもカニにあわせた(?)赤。
暖色系の色は食欲をそそる飲食店ならでは、ですね。
カニにはアスタキサンチンという色素があり、たんぱく質と結びついている間は
青緑~茶色なのですが、茹でるとそれが離れ、赤色になるという性質を
持っています。
だからカニを茹でると赤くなるんですね。
あれ?誰ですか、かに道楽の看板は茹でた後の色なのに動いている!と
言うのは…。それは言ってはいけません。