お馴染みなのに、よく見ると何だか不思議。
世の中には、そんなロゴって結構ありますよね。
今回取り上げるロゴマークはこちら、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が運営する複合量販店チェーンの、ツタヤです。
素朴な絵柄のこのロゴマーク、テレビのような形の枠の中で、2つの顔が重なっているように見えますね。
このロゴは「CCCシンボルマーク」と名付けられており、「好きで一緒で楽しんで」というCCCのモットーを視覚的に表現した、イメージ形成の核となる最も重要なデザイン要素なのだそうですよ。
少し詳しく解説すると、重なった2つの顔は「コミュニケーション」を表現しており、あらゆる人の自己実現を手助けする意志の現われなのだとか。
周りの枠組みは「メディア」で、様々なメディアに携わり企画することを、アンテナは「センサー」で、時代に敏感な集団を育成することを、電波は「情報発信」で、より豊かな社会の実現に向けた生活提案のための情報発信を、それぞれ表現しているのだそうです。
因みにツタヤという名前は、江戸時代の著名な商人である蔦屋重三郎にあやかって名付けられたとも、創業者の祖父が営んでいた事業の屋号が「蔦屋」であった為であるとも言われています。