飲食店ロゴの話題です。今回は、あのコーヒーショップのロゴデザインについて。
ドトールコーヒー、通称ドトールです。お馴染みのロゴといった風の、分かりやすく印象的なデザインですね。
恐らくこのデザインを目にした人なら誰もが気付くように、一文字一文字がコーヒー豆をモチーフとして描かれています。しかし、その中でも二回目の「O」だけが黄色く、傾いて表記されるのはどうしてなのでしょう?
これには、「DOUTOR」が英語圏でしばしば「ドーター」と誤読されてしまう為、「O」にアクセントを付けて正しく「ドトール」と読んでもらおう、という狙いがあるそうです。
しかし、ではそもそもドトールとは何を指すのでしょう?
実は、ドトールというのはポルトガル語で医者や博士を意味する言葉なのです。英語で言うところの「DOCTOR」ですね。
創業者である鳥羽博道氏が、ブラジルのコーヒー農園で働いていた時に下宿していた土地の地名に由来する、とのことです。
因みに、ドトールの店舗で提供される際のコーヒーカップに描かれるロゴは、「O」の部分が赤色に塗られている物と、黄色に塗られている物との2種類があります。
赤色の方が旧デザインで、黄色の方が新デザインらしいですよ。