飲食店のロゴの話題です。
中華料理専門のファミリーレストランといったら、誰しもこのチェーン店を思い浮かべるのではないでしょうか。
すかいらーくグループが運営するレストランチェーン、バーミヤンです。看板等に描かれた、この桃のマークでお馴染みですね。
見慣れたこのロゴですが、そもそも、一体どうして桃の図柄がロゴマークになっているのでしょう?
バーミヤンの公式見解によると、この桃は中華料理の基本思想である「医食同源」にちなんで用いられるようになったのだとか。
たくさんの故事などから分かるように、中国では一般的に、桃は不老長寿の象徴として考えられています。
また、世界的にもそのシルエットが認識されやすいという点においても、トレードマークとして向いている果物であると言えますね。
ところで、「バーミヤン」という店名ですが、これはちょっと中華料理とすぐに結びつくネーミングではありません。
というのも、「バーミヤン」というのはシルクロードにある古都の名前であり、そこは現在ではアフガニスタンに位置しているからです。
東洋文化と西洋文化を繋ぐ中継地点として繁栄した「バーミヤン」のように、人と人を結びつける中継地点のような店でありたい……そういう思いが込められたネーミングなのだそうですよ。