「有名なバンドのロゴに見る世界観」の第3回です。
今回は、世界のロック史上で最も重要な存在と言っても過言でないバンド、ビートルズのロゴについてです。バンド自体の説明なんて、必要ありませんよね。皆さんが知っている、あのビートルズです。
ビートルズのロゴ、思い出せますか?実は、時代によって細部が少しずつ変わっていったりもしているのですが、一番有名なのはこのロゴではないでしょうか?
リンゴ・スターのバスドラムに描かれているのを見たことがある、という方も多くいらっしゃるでしょう。大きなフォントの「B」と、独特な形をした「T」が特徴と言えます。
このロゴ、「ドロップT」という通称があります。下に延びた「T」のアルファベットが印象的なためですね。
このロゴをデザインしたのは、リンゴがドラムセットを購入したとあるロンドンの楽器店のオーナーだそうです。オーナーの考えたアイディアを元に同店馴染みの看板職人が手掛けたものなのですが、何とライセンスの取得は行なわなかったとのこと。ロゴのペイント代しか受け取っていないそうです。
もしライセンスを取得していたなら、そのオーナーも億万長者の仲間入りを果たしていたかもしれませんね。
何とも、勿体なく思ってしまう話です。