「有名なバンドのロゴに見る世界観」の第12回です。前回は、国内の有名パンクロックバンド「ザ・ハイロウズ」のロゴについてご紹介致しました。
今回取り上げるバンドもまた、国内の音楽ユニットです。
このロゴは、ラブサイケデリコのものです。ファンからはデリコという略称で呼ばれたりもしますね。
ラブサイケデリコは2人のメンバーから構成され、KUMIがボーカルとギターを担当し、NAOKIがギターとベースを担当しています。日本語と英語の入り混じった独特な歌詞の世界観は、他のどんな音楽を聴いても味わうことの出来ない個性的なものです。
ラブサイケデリコのロゴは一色で描かれることが多く、そのデザインは歌詞の世界観を表すかのような独自性を持っており、人々にスタイリッシュな印象を与えます。
このロゴデザイン中に見られる女性は通称「デリコちゃん」と呼ばれ、KUMIをイメージして作られたキャラクターであると考えられています。
因みに、ラブサイケデリコというユニット名は、「ラブ・サイケデリック・オーケストラ」が正式な名前だったのですが、長すぎた為「オーケストラ」を「O」だけにし、語尾につけたのだとか。
そして2002年には、「LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRA」というセカンドアルバムを発売しています。