1953年に民法発のテレビ局として開局した日本テレビ。その現在のロゴがこちらです。
企業HP によると「「オレンジ」は太陽を表し、「チャレンジ精神」を意味する。
「ゴールド」は伝統や栄光を表し、「ジパング」つまり「日本」を想起させる。」とのこと。
日本の伝統色といえば奥ゆかしい色が多いように思えますが、案外金色(ゴールド)も日本
にふさわしい色なんですね。
さらに日本テレビ、という正式名称を使用せず、あえて呼称の「日テレ」をもってきました。
正式名称でなくても充分に通用する独自のアイデンティティと親しみやすさを感じることが
できます。
ところで、左にいるこの生き物のようなもの、何という名前か知っていますか?
このキャラクターは「なんだろう」という名前で1993年に誕生しました。使用期間は当初、一年の予定でしたが、インパクトの強さと親しみやすさから現在まで使用されています。
名前の「なんだろう」は一般公募で51,026通の中から選ばれました。
この「なんだろう」をデザインしたのは、スタジオジブリの宮崎駿監督です。
「なんだろう」を具体的な生き物の種類として特定せず、
「身のまわりにいる不思議で可愛い動物」でみんなの中に生きている
「探究心」や「なにかを生みだす力」「未来への前進」を表現している。
としています。企業が特定の動物をシンボルに使う例は、西濃のカンガルーやヤマト運輸の
黒猫などけして珍しいことではないですが、「なんだろう」のような例はおもしろいですね。
みなさんも、人の心に残るロゴ、作ってみませんか?
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