「貴方が得をする!ロゴ作成の上手な依頼の仕方」の12回目です。今回も、前回と同様にシンボルについてのお話になります。
今回ご紹介するシンボルは、「卵」、「ひよこ」、それに「鶏」です。
同じ生物のシンボルでも、成長段階によってその意味するところが変わってくる、という訳ですね。
それでは、まずは卵から。卵から連想されるイメージとしては、「医者の卵」などのように、「未熟者」といった類のものがありますね。成長する余地がある、という意味にもとれますが。
また別のイメージとして、「命」の象徴といった風にも考えられます。
卵の形をモチーフとしているロゴで有名な物の一つに、「au」のロゴがあります。少々、古いタイプのロゴデザインになるのですが……
このデザインは、「顔のような」「手のような」「体のような」、そういった有機的な造形なのだとか。「命」の象徴としての、卵シンボルの使われ方ですね。
次は、ひよこです。ひよこという言葉にも、「未熟者」というイメージが付きまといますね。更に言えば、もっと単純に、「赤ちゃん」というイメージも連想できるのではないでしょうか。
ひよこのシンボルをロゴデザインに用いるのは、小児のための音楽レーベル「ハイハイレコード」。童話や子育てハウツーものCDなどの商品を扱っています。
小児のためのレーベルなので、親しみを持たれ易いように「赤ちゃん」を連想させるひよこをシンボルとしてデザインに用いているのですね。
最後は、鶏。鶏は、特にフランスにおいてはですが、力強く勇敢であるイメージを持たれています。