建物の形を反映させた池田20世紀美術館のロゴ

池田20世紀美術館はニチレイ株式会社の創業者、池田栄一（故人）氏が土地、建物・約1300点の所蔵作品の大半を寄付し、1975年に建てられました。日本で初めての２０世紀美術館です。ルノワール、ピカソ、ミロ、ダリ、シャガールなど20世紀美術の巨匠たちの作品が数多く収められています。

そんな池田20世紀美術館のロゴがこちら（パンフレットからの転記。ＨＰでは白黒反転したものを使用されています）

このロゴは、美術館の外観を表しているんですね。

建物の設計・ロゴのデザインは彫刻家でもある井上武吉氏。美術館の外壁は日本ではじめてのステンレススチール張りが採用されています。ロゴが不鮮明で残念ですが、外観を「線」で表したところが、ステンレススチールのシャープな感じをよく表しているとおもいます。「近代美術」を扱う美術館にふさわしい、洗練されたデザインですね。

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