一時期大変話題になりました。石原都知事の選挙公約に基づき、BNPパリバ信託
銀行を公有化する手法で発足した「新銀行東京のロゴマーク」です。
新銀行東京のロゴマーク新銀行東京は、日本の銀行で唯一末尾ではなく途中に
「銀行」と入っています。
銀行法では「銀行は、その商号中に銀行という文字を使用しなければならない」
と定めていますが、その位置までは決まっていないんですね。
新銀行東京はネーミングの上でも独特で斬新であるといえます。
今後、「銀行代官山」や「GINKO48」なんて銀行が現れるかもしれませんよ。
さて、新銀行東京のロゴですが、特徴的なのはまずその色。
「新しいものを創ろうとする江戸(東京)の気概が込められた「江戸紫」と市中
の人々に人気のあった「芥子(からし)色」が当社のシンボルカラーです。2色
組み合わせて使用することで、モダンなイメージと既存のイメージを超えた新し
さを表現しました。」とのこと。
確かにこの二色で作られたロゴ、他にありません。
「江戸紫」と「市中の人に人気のあった芥子色」という東京(江戸)を強く
アピールした色彩は、粋な江戸っ子の良い部分が感じられて、非常に東京
らしいといえます。土地への誇りといえるかもしれません。
二個の長方形が寄り添った形は「顧客と新銀行の揺るぎない信頼関係を構築する
ことにより、経済の第一線で「常に新しい」存在を目指していこうとする企業姿
勢を表現」しているとのこと。また新銀行東京の「S」も表しています。
銀行側からは明示されていませんが、私はこれが通帳に見えるのです。
みなさんはいかがでしょうか?最近はキャッシュカードの方がよく使うかも
しれませんが、残高が履歴となって記載される通帳には特別な思いがあります。
そういえば「お札」や「長財布」にも見えますね。
実際の銀行の店舗では、このロゴは2色に別れ、窓ガラスなどにデザインされて
いる様子。シンプルで力強く、印象に残るロゴマークです。
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