「プロのロゴデザイナーに頼むデザイン作成はこんなに違う」の第三回です。
ロゴを作るのは素人でなく、プロのロゴデザイナーに任せたほうが良い。これは、当然ですね。
しかし、「任せっぱなし」で良いのでしょうか?
そんなことは、ありませんよね。
あなたの会社のロゴなのですから、最終的にはあなたが判断を下さねばなりません。
つまり、やはりロゴに関する知識は多く持っておくに越したことはない、ということです。
いくつかの案が提示された時に比較検討するのは、あなたの仕事なのですから。
具体的に何を知っておくべきなのか。
まずは、同業他社のロゴマークをいくつか見てみると良いでしょう。
ロゴというものは、業種によってある一定の傾向が見て取れます。
その中でも分かり易いのは「色」、企業のイメージカラーです。
色は、見る人にシンプルで力強い何かしらの印象を与えます。
これはつまり、大きく業種のイメージから外れるような色は、メインとして使用しづらいということです。
結果、その業種内では多くの企業が同一のイメージカラーを用いることになります。
それは、決して陳腐であるとか手抜きであるとかいうことでは無くて、誠実にロゴのデザインを行なった結果なのです。
ロゴの案を提示された時に、それが業種内で一般的なイメージカラーとは違う色をメインに据えたロゴであったら、どういう意図があるのか尋ねてみると良いでしょう。
そこでの話し合いによって、デザインがブラッシュアップされていく可能性は大いに有ります。