「企業のイメージカラーの効果」の第11回です。
前回は、茶色をコーポレートカラーとする企業についてお話し致しました。茶色は落ち着いたイメージや素朴なイメージがあるため、相手に安心感を与える効果があるという話でしたね。
今回は取り上げるのは、青色をコーポレートカラーとする企業。
青色には「クール」・「清潔」・「知的」・「誠実」・「信頼感」・「冷静」などといったイメージがあり、ビジネスの場においてよく使用されるカラーと言えますね。
それでは、一つ目の企業。
NECのコーポレートカラーは青色。NECブルーと名付けられています。
何でも、「知性」・「洗練性」・「未来」を象徴するとともに、私達が大事にすべき「水」・「空気」・「宇宙」などの地球を取り巻く環境をも表現しているのだとか。
続いて、二つ目の企業。
中野製薬のコーポレートカラーも青色。NAKANOブルーと名付けられています。
「清潔」で「洗練」されたイメージと、「知的」で「先駆的」な企業姿勢をあわせもったカラーとして、この色が採用されているのだそうですよ。
最後、三つ目の企業。
極東証券のコーポレートカラーは、クリアブルーとウルトラマリンの二色。
クリアブルーは「クリーン」で「健全」なイメージを、ウルトラマリンは昔から変わらぬ強い「信念」を表現しているとのことです。