通信事業やプロ野球チームでお馴染み、ソフトバンクのロゴです。このロゴには、様々な意味が込められているのをご存知でしょうか?
まず、これは有名な話ではありますが、海援隊の旗を由来にしているというエピソードがあります。これは、ソフトバンク社長の孫正義氏が、海援隊の中心となった坂本龍馬を尊敬しているからだと言われています。因みに、その海援隊の旗は山内家の家紋に由来しているそうですよ。
更に、このロゴデザインには「=」、すなわちイコールの意味合いも含まれています。具体的には、「世の中に変革を起こし、答えを出す」という意図が込められているということです。
また、このロゴは通信事業に携わるソフトバンクモバイルの場合はシルバーカラーで描かれますが、ソフトバンク株式会社の企業ロゴとしては、シルバーでなくイエローが用いられます。
ソフトバンクモバイルのシルバーは、「自らを磨きつつ革新的なサービスを提供する」という理念を表現しており、一方、企業ロゴのイエローは「利便性の高さ」を表現しているのだそうです。
これらの意図を含めてデザインを行ったのは、アートディレクターの大貫卓也氏。1980年代から活躍している人物で、後のデザイナーたちにも大きな影響を与えました。
大貫氏の代表的な仕事としては、ペプシコーラのボトルキャップキャンペーンやJリーグのロゴデザインなどがありますね。