「貴方が得をする!ロゴ作成の上手な依頼の仕方」の9回目です。前回は、ロゴ作成を依頼するにあたって、こちら側にも「デザインに用いるシンボルへの理解」がある程度必要である、というお話をしましたね。
今回は様々あるシンボルの中でも、天体に関するものについてお話しようと思います。
まずは、太陽について。太陽をシンボルとしてロゴデザインに用いる会社は、多いと思います。これは、やはり太陽の「明るい」「元気」といったイメージが、企業のプラスイメージとして重ねあわせ易いということなのでしょう。
家電量販店として有名なコジマのロゴマークデザインは、一目瞭然とも言える太陽のシンボル。これにはやはり、「明るさと暖かさを家庭に届ける」という理念が込められているのです。
では、月をシンボルとして用いる場合はどうでしょう。月には「美しい」「女性的」「柔らかな光」といったイメージが一般的に連想されます。
月のシンボルをロゴデザインに用いている企業として最も有名なのは、花王でしょう。花王の場合は、「美と清浄のシンボル」として月のシンボルをロゴに描いたのだそうですよ。
天体といえば、もう一つ。星がありますね。星のシンボルから連想されるイメージとしては、「明るい光」「スター(人気者)」「目立つ」といったあたりが考えられますね。
星のシンボルを用いたデザインの中でも秀逸なのは、タミヤのロゴです。タミヤに描かれた星は、赤い方が「情熱」などを、青い方が「誠実」などを意味しているそうです。
しかし、それはどちらかと言うと色自体のイメージによるもの。
星をシンボルにした狙いというのは、やはり模型界において「人気者」「主役」であることを印象付けたかったからなのだそうですよ。