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『ブレードランナー』のロゴには、やっぱりスリットが入っていて欲しいですね

「映画・書籍装丁に見るロゴマーク」の第9回です。今回は、後世に多大な影響を与えた名作SF映画の装丁と、そのロゴについてです。

『ブレードランナー』、1982年に公開されたハリウッド映画で、監督は『エイリアン』でお馴染みのリドリー・スコットが務めています。
興業的な成功は別として、SF映画の金字塔として高く評価されていますね。

そのパッケージ装丁も見事なもので、デッカード+レイチェル+未来都市の構図がシンプルかつ暗示的で、期待感を煽ります。ちゃんとデッカードブラスターを構えているのも良いですね。

パッケージに描かれたロゴは、恐らくファンにはお馴染みのものだと思います。やや傾いた書体に、水平のスリットが一本。ポスターや書籍などでは、このロゴが統一して使われています。映画本編では使用されずに、もっとシンプルなロゴとなっていますが。

『ブレードランナー』は特に上映時よりも、VHSやLD、そしてDVDなどで楽しまれる機会が多かったからなのか、多数のバージョン違いの存在が知られています。
中には微妙に装丁のデザインが異なるものがあるので、気になるファンの方は違いを探してみては如何でしょうか?
もっとも、カルト的な人気のある本作なので、そういった試みをしている人は既に何人もいるかもしれませんが……